生産終了から 50 年以上を経て GUBI が復刻した Lotus テーブルランプは、Carlo Nason による傑作です。ムラーノガラスの技術の粋と、時代を超えた芸術的ビジョンが融合しています。1969 年にデザインされたこのランプには、形、光、実験への Nason の探求心と、既成概念や素材の可能性の限界に挑む姿勢が表れています。
4 層に重ねた吹きガラスで作られたランプは、層を成す花のようなシルエットから名付けられ、咲き誇る蓮の詩的な美しさを思わせます。シェードの各パーツは、吹きガラスの「pulegoso」技法で作られ、変化に富んだ半不透明の質感が奥行きと光の拡散を高めます。手作りの品であるため、Lotus テーブルランプはひとつひとつが一点ものです。厚み、曲面、光の拡散にわずかな違いがあり、ガラス本来の表情が生きています。
幾重にも重なるガラスが電球を完全に覆い、光を柔らかな間接光へと変えて、どの空間にも静けさと雰囲気のある奥行きをもたらします。バブルガラスのシェードとブラッククロームのベースの組み合わせでご用意しており、工業的な精密さと有機的な手仕事の対比を引き立てます。
Carlo Nason (1935–2026) は、ムラーノで最も古いガラス職人の家系のひとつに生まれ、50 年にわたり 1,000 点を超える作品を生み出して、20 世紀中頃のイタリアンガラスデザインを代表する多作なデザイナーとなりました。1969 年に生み出された Lotus テーブルランプは、素材への好奇心と、ムラーノの工芸の伝統への揺るぎない貢献を今に伝える作品です。