屋外用ライトの取り付け方
執筆:Christine
室内を明るく照らすだけでは、住まい全体を温かみのある心地よい空間にするには十分ではありません。住まいの美観を完成させるには、美しい屋外照明も欠かせません。
今回は、屋外用ライトの設置方法の基本として、必要になる工具や材料、そして守るべき安全上の注意点についてご紹介します。
安全上のご注意
電気を扱う作業は、条件が良い日でも危険を伴います。安全対策をせずに屋外用ライトを設置することは、さらに危険です。幸い、リスクを下げるために必要な手順はそれほど多くありません。
まず、必ずメインのヒューズボックスの電源を切ってください。接続する回路のヒューズを取り外し、ボックスの外に保管します。こうすれば、誤って回路を再接続して感電する心配がありません。さらに、ブレーカーも切っておけば、安全性が一層高まります。もちろん、ご自宅で他の方が電気を使っていない場合に限ります。
ご自宅に他の方がいる場合は、ヒューズボックスを閉じる際に、作業中であることを全員にお知らせください。そうすれば、作業の途中で誰かが誤って電源を入れてしまうことを防げます。
また、検電器を用意し、回路に電流が流れていないことを確認してください。すべての電源を切った直後であっても、念のための確認をおすすめします。
よく使う工具
住まい全体に照明を設置する場合、作業に必要な道具がいくつかあります。
- メジャー:敷地全体に照明を均等に配置するために使用します。
- シャベル:ケーブルを埋めるための溝を掘るために使用します。
- ハサミ:配線を切るために使用します。
- ワイヤーストリッパー:他の配線と接続する部分の被覆をはがすために使用します。
- ステープルガン:配線を壁に固定するために使用します。
照明計画の内容やご自身で行う作業の範囲によっては、上記のすべての道具が必要とは限りませんが、念のためすべて用意しておくと安心です。
必要な材料
屋外照明の設置は、ケーブルを数本敷くだけでは済みません。一般的に必要となる主な資材は次のとおりです。
- 照明の位置とケーブルの経路を示すための杭。
- 配線を保護する防水電気テープ。
- 屋外照明用の電球。
- 個々の配線を接続して固定するワイヤーナット。
- 屋外照明システムを自動化するタイマー。(任意)
これらがすべて必要とは限りませんが、追加の資材が必要になる場合もあります。作業を始める前に、あらかじめ準備しておいてください。
手順:
1 – 照明プランを作成する
最終的な仕上がりにかかわらず、最初に行うべきことは照明計画の作成です。まず、照明が必要な敷地の広さを把握します。設置する屋外ライトは、それぞれ一定の範囲を照らします。照らす範囲を図面に書き出し、必要なライトの数と配置場所を検討することが大切です。
2 – ケーブルラインの最適な位置を決めて敷設する
各屋外用ライトの設置場所が決まったら、電力を供給するためのケーブルの配線方法として最も合理的なものを考えましょう。計画の際は、ケーブルを順番に接続していくことに留意してください。ブレーカーに最も近い屋外用ライトにケーブルを接続し、そこから順に回りながら、最後の屋外用ライトまでつなげていきます。
ケーブルは、1 つの屋外用ライトから次の屋外用ライトへと順に計画する必要があります。各ライトを 1 灯ずつヒューズボックスに接続する方法は、非効率であるだけでなく、危険を伴う可能性があります。
3 – 器具を取り付ける
すべてのケーブルを配置したら、器具の準備と取り付けを行います。作業が終わるころには、回路を構成するために 2 組のケーブルが設置された状態になります。まず、2 本のケーブルを分けます。ワイヤーストリッパーでケーブルの被覆をむき、絶縁された 2 本の導体を露出させます。
各照明器具に出入りするケーブルの両端は、被覆を約 1 インチ弱だけむくようにしてください。こうすることで、露出した配線を残さずに各照明器具へ接続できます。
4 – 配線の防水処理
各ケーブルの先端 2〜3 cm ほどだけを切るようにしていても、配線の防水対策は必要です。各接続部分を絶縁テープで覆ってください。こうしておけば、雨によって配線が傷むことを防げます。
5 – 終端のケーブルをまとめる
すべてのライトにケーブルを接続し終えたら、最後のライトにある 2 本のケーブルを結線します。これにより回路が完成し、すべてのライトに一定の電流が流れ続けるようになります。
6 – 導線を接続する
ケーブルの配置が終わり、回路が完成したら、2 本の導線をトランスの正しい端子に接続します。一方の導線は「0」と記された端子に、もう一方は空いている 12 V、13 V または 14 V の端子に接続してください。ケーブルを誤った端子に接続すると、ショートの原因となりますのでご注意ください。
7 – タイマーを接続する(任意)
毎日決まった時間に屋外のガーデンライトを点灯・消灯させたい場合は、回路にタイマーを組み込んでください。コンセントに接続する前の配線の端に取り付けることができます。そうでない場合は、スイッチを追加すれば、好きなときにライトをオン・オフできます。
8 – ケーブルを埋設する(動作確認後)
これで回路は完成しているはずです。慎重に進めながら、屋外用ライトが正常に点灯するかテストしてください。電圧テスターを使って、電圧が安定していて急激な変動がないことを確認します。
回路に問題がないことを確認したら、誰かがケーブルにつまずくことのないよう、ケーブルをしっかりと埋めてください。
上記の手順をすべて行っていただければ、屋外用ライトの設置は完了です。設置するライトの種類によっては、手順を一部調整する必要がありますが、基本的にはほぼ同様で、難しいものではありません。安定した回路を作るために必要な作業すべてに自信がない場合は、必ず専門家にご相談ください。