照明ガイド|IP(防塵・防水保護等級)
IP 等級の見方
IP 等級は、IP の後に 2 つの数字が続きます。1 つ目の数字は固形物に対する保護レベルを示し、0(保護なし)から 6(粉塵の侵入を完全に防止)までの段階があります。2 つ目の数字は水に対する保護レベルを示し、0 は保護なし、8 は継続的な水没にも耐えられることを意味します。
適切な IP 等級の選び方
照明をお選びの際は、IP 等級を理解することが大切です。この記号は、器具が固形物や水分からどの程度保護されているかを示しています。
- IP20
- IP44
- バスルームなどに適しています。1 mm を超える物体の侵入を防ぎ、あらゆる方向からの水の飛沫にも対応します。
- IP65
- IP65 は屋外や産業用途向けです。防塵性(6)と噴流水への耐性(5)を備えており、お庭や時折水がかかる場所に最適です。
- IP67
- 雨の多い屋外や、埋め込み式の床用器具(シャワーや床面の照明)向けです。水没への耐性(7)があり、水深 1 m で 30 分間の一時的な水没に耐えられるため、水に濡れる環境でも安心です。
- IP68
- 最高レベルの IP68 は、過酷な環境向けです。防塵性(6)を備え、1 m を超える水深での長時間の水没にも耐えられます。水中照明(プールや噴水)や厳しい環境に最適です。
IP と IK の違い
照明の分野では、IP 等級と並んで IK 等級も重要な役割を果たします。IP 等級が粉塵や水分に対する保護性能を示すのに対し、IK 等級は器具が物理的な衝撃にどれだけ耐えられるかを示します。IK 等級は IK00 から IK10 までの段階があり、IK00 は衝撃に対する保護がなく、IK10 は最大の耐衝撃性を備えています。
衝撃を受ける機会の少ない一般的な住宅では、IK 等級はそれほど重要ではないかもしれません。しかし、不意に何かが当たりやすい場所では、IK 等級を考慮することで、照明器具の耐久性と寿命を大きく高められます。たとえば、人の往来や庭仕事、あるいは雹などで衝撃を受けるおそれのある、私有地の屋外通路が代表的な例です。住宅であっても、ガレージや物置などでは、適切な IK 等級の照明器具が役立ちます。
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